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夏の主役たち2026 競泳 大分雄城台と佐伯鶴城の4人 全国高校総体で自己記録更新へ 【大分県】

夏の主役たち2026 競泳 大分雄城台と佐伯鶴城の4人 全国高校総体で自己記録更新へ 【大分県】

 全国高校総体(インターハイ)の競泳は13日から16日まで、滋賀県草津市で開催される。県勢は大分雄城台と佐伯鶴城から男女計4人が出場する。大会を前に津久見高校で1日から6日間の合同合宿で計50キロ以上泳ぎ、鍛え抜いた。待ちに待った大舞台で自己記録を更新し、より高みを目指す。

 出場するのは九州大会で全国大会参加標準記録を突破した男子100メートルバタフライの入江駿(佐伯鶴城2年)、同100平泳ぎの赤峯佑都(大分雄城台1年)、女子400メートル個人メドレーの倉橋美羽(同)、3位で出場権を得た女子400㍍自由形の三重野葵衣(同3年)。4人全員が個人種目では初のインターハイに挑む。

佐伯鶴城の入江

 入江はストロークの強さを生かしたスプリント力が持ち味だ。自己ベストは県高校総体で優勝した際の55秒52。姉の影響で幼稚園から水泳を始め、リオデジャネイロとパリの五輪2大会に出場した渡辺一平選手らを輩出した佐伯鶴城へ進学した。今回は同校から1人だけとあって「鶴城の代表として自己ベストで準決勝進出を目指す」と誓う。

 大分雄城台勢は3人。赤峯は大分市東陽中3年だった昨年、100メートル平泳ぎで全国中学校大会3位、国民スポーツ大会(国スポ)少年男子B(中学3年~高校1年)は6位の実力者。最大の武器はキック力で、自己ベストは1分3秒91。「インターハイは1分2秒台で決勝進出を狙う」と強い意志で挑む。

大分雄城台の(左から)赤峯、倉橋、三重野

 県勢でただ一人の3年生となった女子の三重野は、1年時にリレー種目で出場経験がある。今後は全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会(22日開幕・東京)や国スポ(9月11日開幕・青森県)はバタフライを主戦場とする予定で、高校最後となる400メートル自由形のレースでもある。「自己ベストの4分30秒台を上回る記録で終えたい」と表情を引き締める。

 400メートル個人メドレーの倉橋はバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形という4泳法のバランスが取れており、後半の粘り強さが持ち味。個人の特性が結果に直結する種目に魅力を感じている。自己ベストは九州大会2位でマークした5分1秒15。「インターハイは5分を切り、少しでも順位を上げたい」と話す。

 県水泳連盟の堤聖一理事長(大分雄城台監督)は「練習で自らを追い込める精神力の強い選手ばかり。ベストを尽くしてくれると思う」と期待した。暑さの中で6日間の合同合宿。その努力は決して裏切らない。積み重ねてきた一本一本を自信に変え、4人は全国のスタート台へ向かう。 (坂本陽子)