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大分舞鶴高校 囲碁 大分舞鶴の自見英恵 攻めの一手で全国大会へ 【大分県】

大分舞鶴高校 囲碁 大分舞鶴の自見英恵 攻めの一手で全国大会へ 【大分県】

 大分舞鶴高校3年の自見英恵(じみ・はなえ)が全国高校総合文化祭の囲碁部門(7月28日~29日・秋田県)の団体戦と、全国高校囲碁選手権大会(8月3日~5日・東京都)の女子個人戦に県代表として出場する。大分舞鶴に囲碁部はなく、個人で棋力を磨く。「感覚派」を自認し、攻撃を得意とする勝負師だ。

 5歳から囲碁教室に通い始めた。父親の仕事の都合で熊本県に住んでいた幼少期、囲碁好きな祖父と「接点を持ちたい」と思ったことがきっかけ。対局終了後に勝敗を判定する「地」の計算が素早くできず、幼心にも「悔しかった」という。負けず嫌いな性格が上達につながった。

今年も全国大会に出場する自見

 2016年の熊本地震を機に、小学生の時に両親の故郷である大分市へ引っ越した。大分でも複数の囲碁教室に顔を出し、元高校教諭の安部孝文・日本棋院大分県本部元理事と出会った。恩師の安部元理事は「序盤から仕掛けがちだったが、今は長期的な展望で一局を見通せるようになった」と目を細める。

 県高校囲碁選手権(5月)の女子個人で優勝し、全国高校総合文化祭と全国高校囲碁選手権の出場権を得た。全国高校総合文化祭は昨年も男女混合の団体戦に出場し、24位だった。メンバーは今年も同じく自見、古田怜士朗(大分東明3年)、広岡優太(大分上野丘2年)の3人。普段は1人で活動しているだけにチームでの活動が「楽しい」と話す。碁会所に集まったり、オンラインで対局したりするという。

 初めての全国大会は1年生の時に出場した全国高校囲碁選抜大会で、女子個人2勝2敗の11位だった。昨秋の全九州高校総合文化祭は19路盤の部で2位、9路盤の部は3位になるなど安定した力をつけた。大分県高校文化連盟から成績優秀者として表彰されたこともある。

県高文連から成績優秀者として表彰された

 大分舞鶴では吹奏楽部に所属し、トロンボーンを担当。大分県吹奏楽コンクール(7月23日開幕)も控えており、忙しい日々を過ごす。「目の前のことをしっかりと取り組もうと思う」と高校生活最後の夏に全力で挑んでいる。

 将来の目標は教職に就くこと。加えて「囲碁教室で子どもたちに教えたい」と、自見にとってライフワークの囲碁をより多くの人たちに広めたいと願う。「全国高校総合文化祭は全勝してチームに貢献したい。目標は15位以内。全国高校囲碁選手権はベスト16を目指す」と誓う。これまで培った棋力を盤上の一手で示す。 (坂本陽子)