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卓球男子 4強の壁を破り、表彰台を狙う明豊

卓球男子 4強の壁を破り、表彰台を狙う明豊

 1年生パワーで全国高校選抜卓球大会の男子団体で上位を狙う明豊。昨夏の全国高校総体も1年生4選手が出場し、経験を積んだ。昨年12月の全九州高校新人選手権大会では惜しくも優勝を逃したが、2位で全国高校選抜大会の出場を射止めた。年明けからはコロナ禍で対外試合はできなかったが、試合主体の練習で調整している。

 

 目標は4強の壁を破ること。組み合わせが決まり、藤本賢司総監督は「ベスト8まで行く力はある。そこから一つ壁があるので、どのように戦うかがポイントになる」と具体的な試合イメージを膨らます。1番手の木塚陽斗(1年)は対戦相手のエースと対戦する可能性が高い。「(木塚は)互角に争える力があるので3、4番手となる選手が勝敗が鍵を握る」(藤本監督)。

 

試合主体の練習で調整が進む

 超攻撃型のカットマンの木塚を軸とし、力のあるバックハンド主体のスタイルが持ち味の岡田空、左利きで前陣速攻型を得意とする坂本優斗ら1年生は全国選抜に向けて急成長を遂げ勢いがある。唯一の2年生でありキャプテンの村田遼夏は、「チームの雰囲気は良い。1年生が多いチームなのでチャレンジャーとして向かっていく気持ちを出したい」とチームをまとめる。

 

 藤本総監督は「大会中も実践経験を積み、どんどん成長していくと思う。楽しみでしかない」と目を細める。伸びしろは十分で、多くの可能性を秘めたチームは、試合を重ねる度に力を付け、勢いは加速するはずだ。村田は「みんな試合を楽しみにしている。予選のグループリーグでいい勝ち方をして、気持ちよく決勝トーナメントに臨みたい。表彰台を狙う」と話した。

 

全国選抜では表彰台を目指す

 

 

(柚野真也)

大会結果