県高校野球選手権 狙い通り6試合戦い、基盤を作った明豊

2020/09/11
  • 高校野球

第138回県高校野球選手権

決勝  5-6津久見

準決勝 9-0藤蔭

1回戦 2-1大分工業

同 支部予選

16-4別府翔青

4-2杵築

11-0国東

 

 優勝こそ逃したが支部予選から6試合でチームの基盤ができたのは間違いない。第138回県高校野球選手権では準優勝。経験を積み、秋季九州地区大会県予選のシード権を獲得した。川崎絢平監督は「(甲子園)交流試合から帰ってきて急ピッチで新チームをつくった。公式戦でしか経験できないプレッシャーのかかる場面で自分たちにできること、できないことが明確になったのは収穫。この課題を練習や練習試合で一つずつ修正できる」と振り返った。

 

 新チームは甲子園交流戦を経験したキャプテンの幸修也(2年)とエース候補の太田虎次朗(2年)を核としてスタート。幸は「大きな一発を打てるバッターがいないので泥臭くつないでいくしかない。先輩たちに比べで個人の能力が高くないことは自覚している」と話すように、明豊の代名詞だった「強打」を継承しながらもエンドランなど足を絡めた攻撃を駆使。全6試合で計47得点と打ち勝っている。川崎監督は「今年のチームは主軸がいない。四番でもバントをするし、ザ・四番ではなく四番目の打者というイメージ。打順はこれからも変わるだろうし、試行錯誤しながら考えたい」と、緊張感のある公式戦を繰り返しながら秋の大会を乗り切ろうと考えている。

 

チームをまとめるキャプテンの幸修也

 

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