「負けたままでは終われない。優勝しか考えていない」 大分商業高校野球部 

2020/06/05
  • 高校野球

 県高野連は、中止となった全国高校野球選手権大分大会の代替大会として「2020県高校野球大会」を7月14日から開催することを決定した。3年生の部員にとって集大成の場ができたことに対し、春のセンバツ出場が決定したが大会が中止となった大分商業の渡辺正雄監督は「光が見えた。これまで1試合もできていないが、3年生はしっかりと準備してきた。これまでの思いをグラウンドで発揮してほしい」と開催を喜んだ。

 

 春夏通算21回出場を誇る古豪は、新チームになり、昨秋の九州大会予選と九州大会の準優勝という結果を残したが、唯一負けたのが明豊だ。選手はリベンジに燃え、渡辺監督は「打倒明豊」を掲げる。大会日程が決まり、組み合わせは決まっていないが、第1シード候補の明豊とは互いに決勝まで勝ち上がらないと対戦できそうもない。「このまま負けて終わるなんて考えていない。選手の士気も上がっているし、試合を逆算してチームをつくっていきたい」と渡辺監督。来週末の紅白戦を経て、対外試合を通して実戦感覚を養うために急ピッチで調整する考えだ。

代替大会が決まり「光が見えた」と語った渡辺正雄監督

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ