九州高校野球県予選特集④ 前チームの主力が幹となり、日本一を目指す明豊

2019/09/12
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 「第145回九州地区高校野球大会県予選」の直前特集。最終回は今春のセンバツ大会でベスト4となった明豊。頂点近くまで上りつめた経験を持つメンバーが主軸となった新チームは、本気で日本一を狙っている。

 

 「第136回県高校野球選手権」は通過点でしかない。そう思える内容だった。投手の柱は前チームでもエースナンバーを背負った若杉晟汰(2年)。センバツ大会でもマウンドに上がった吉開大輝(2年)はけがの影響でメンバー外になったが、他の投手がチャンスとばかりに猛アピール。決勝戦まで1失点しか与えず、新チームも投手層は厚い。

 

 打線は1年の夏から上位打線で活躍する布施心海(2年)を3番に据え、長打力のある狭間大暉(2年)が4番。他はその時々の調子を見極め起用し、対戦相手によって打順を変更する。県選手権では全員が状況に応じたバッティングができていたが、川崎絢平監督は「凡打の内容が悪い」と不満を口にし、目標の高さを感じさせた。

 

 九州大会県予選まではある程度の枠組みをつくるが、常にメンバーの入れ替えを歓迎する川崎監督が目を光らせている。「甲子園で優勝するために一つ一つのプレーにこだわらなければいけない。勝つために考え、勝つためのプレーをする。そういう選手を使いたい」

 

 現時点で夏の大会を経験した選手の安定感は顕著で、県選手権でも「前の打席で打てなくても、次の打席に伏線を張ることができていた。ピッチャーも攻撃の流れをつくるようなピッチングをしてくれた」と川崎監督。幹は太く、安定している。今後は枝葉をつけ、時には剪定して、大きな実を育てるつもりだ。そして、収穫は来春と来夏の2回を考えている。

 

チーム内の競争は激しいが仲間意識は高い

 

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