県高校総体前特集 バスケットボール女子 注目選手のライバルを紹介(3) 【大分県】

2023/05/25
  • 高校総体

 28日から始まるバスケットボールの県高校総体の組み合わせが決まった。女子は連覇を狙う大分を明豊、中津北、大分商業のシード校に加え、藤蔭が追う。

 今回は注目選手を紹介するとともに、彼女たちの気になる選手を聞いた。

 

 

パワーフォワード 吉岡彩(大分3年)

2006年1月3日生まれ、169cm、大分中学校出身

 

 

 スピード感のあるドライブで相手ディフェンスを翻弄(ほんろう)し、チームメートの緒方梨乃(3年)に続く得点源としても成長している。冷静なプレーを持ち味とするが、南九州四県対抗選手権(南九)県予選で優勝したときには、目に涙を浮かべた。「後半は自分の役割を果たせず悔しかった」とプレーへのこだわりは強い。勝ち続けることの難しさを感じながらも、「コートもベンチも声を出して、全員で戦えるチームになりたい」とチームの雰囲気づくりも意識している。

 

気になる選手

羽田さくら(明豊2年)

 南九県予選の決勝戦で初めてマッチアップしたが、3ポイントを決められ過ぎてしまった。試合終盤でディフェンスの詰めが甘くなり、最後まで守り抜く力が足りないことを実感した。課題のディフェンスをしっかり身につけないと、強豪校相手では通用しない。丁寧なシュート、ルーズボールへの反応など、細かいところまで集中できる力を身に付けて、1試合を通して安定したプレーができるように頑張りたい。

 

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