冬の主役たち(6) 駅伝男子 大きな手応えをつかんだ都大路の走り 松井一(大分東明2年) 【大分県】

2023/01/11
  • 冬の全国大会

 実力者が集まる第1区を走ることを切望し、かなった。昨年末に男子の全国高校駅伝(都大路)に出場した大分東明の松井一は6位でタスキをつなぎ、後続に勇気と勢いを与える走りを見せた。松井は「スタートから自分が流れをつくり、チームとして過去最高の4位を更新したかった。9位に終わったが、自分としては狙い通りの走りができた」とエースとしての責務を果たした。

 

 183cmの長身を生かした長いスライドで、臆することなく自分の走りを貫いた。井上浩監督は「大きなレースになれば力を発揮する度胸がある。走りも気持ちもスケールが大きい」と評する。各校のエース級がそろう第1区(10キロ)の都道府県予選会での記録は、全国15位にランクされていたが、実力以上の力を発揮した。いつでも仕掛けることができる位置をキープし、得意の下りでスパートをかけるプランを実行する。最後の1キロでペースダウンしたが、当初の目標であった一桁順位を確保した。

 

都大路では1区を6位で好走した

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ