バサジィ 今季最後のタイトル獲得に向けて一致団結

2021/02/27
  • バサジィ大分

 2年連続でリーグ戦準優勝のバサジィ大分は、第26回全日本フットサル選手権に出場する。初戦の相手は同じF1リーグに所属するシュライカー大阪。長いリーグ戦が終わって1週間、この時期はモチベーションの部分でもコンディション面でも難しい状況で、さらに来季の契約更新時期と重なる。伊藤雅範監督は「このメンバーで戦う最後の大会。リーグ戦で大阪とは1勝1敗の五分、負け越しは許されない。難しい状況ではあるが気持ちを切り替えて試合に臨もう」と選手に伝えた。

 

 今季の大分は主力選手が抜けて前評判は決して高くなかったが、ハードワークを徹底して、結果を出した。キャプテンの森洸は「今季の大分は厳しいだろうという意見を覆したい気持ちで戦った。結果には満足していないが、準優勝で終われたことはホッとしている」と語った。成長株の吉田圭吾や山田凱斗がコンスタントに試合に出場し、日本代表の小門勇太、矢沢大夢が中核を担い、仁部屋和弘や森ら実績のある選手が支えるなどバランスが良く、大崩れすることなく安定した力を発揮した。

 

全日選手権で優勝を目指すと語った森洸

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