3年生、夏物語 vol.3 ホッケー女子 インターハイ経験を成長の糧に、全国高校選抜を目指す玖珠美山

2021/08/26
  • HEADLINE

 2、3年前は大会出場規定の人数がそろわないこともあったが、今では毎年部員が入部し、全国大会に出場できるまでになった。3年生7人、2年生5人、1年生6人のチームで、今夏の全国高校総体(インターハイ)の出場を懸けた九州地区予選でパート優勝を勝ち取った。本戦では川棚(長崎県)との初戦の試合で時間内に決着がつかず、シュートアウトの末に敗れはしたが、高橋伸介監督は「全国大会に出て終わりではない。勝ちたいという意識が高まった」と選手に意識の変化を感じたようだ。

 

 中学までに他競技で高めた基礎体力や運動能力を備えた選手が多い。高校からホッケーを始めても高橋監督が求めるレベルに達することができ、「チーム戦略」を植え付けた。チームの約束事として、一つ目は守備時に帰陣を速くして守備陣形を整える。二つ目は相手のボール保持者に対しプレッシャーをかけ、パスコースを限定させる。チームとしてやるべきことがはっきりしたことで、迷うことなくプレーできるようになった。

 

気持ちを切り替え全国高校選抜を目指す

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ