マネージャー戦記 一生懸命はカッコいい 大分上野丘ラグビー部

2019/09/25
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 ワールドカップ日本大会の開催で注目が集まるラグビーだが、県内の高校ラグビー熱も高まっている。来月から「第99回全国高校ラグビー大会県予選」が始まる。今大会で3年生の3人の選手と一緒に部活を引退する大分上野丘ラグビー部マネージャーの三角紗莉生さん(3年)に選手とともに歩んだ3年間の思い出を聞いた。

 

Q:マネージャーになったきっかけは?

 小・中学とバレーをやっていたのですが、最後の大会でやり切った感があり、高校ではマネージャーになろうという憧れがあったからです。バレーを続けている友だちは多いですが未練はない。あるとすればラグビー選手としてプレーしていたらどうなっていたかとは考えます。動くのが好きで、マネージャーになってからも監督には選手でやってみないかと何度も誘われました。男子と一緒に練習している先輩も後輩もいるので心が動いた時もありました。

 

Q:数ある競技の中からラグビーを選んだ理由は?

 父や兄がラグビーをしていたし、母も上野丘でラグビー部のマネージャーをしていました。母に「バレーのマネージャーになると自分が選手としてやりたくなるよ」と言われラグビーに決めました。

 

Q:3年間マネージャーを経験して得たことは?

 前々から周りを気にする性格ではありましたが、前よりももっと周りを見て、何が起きているかが分かるようになりました。言葉の大事さも教わりました。良かったプレーや悩んでいるときに大丈夫と声を掛けるだけで、気持ちが楽になることもある。そこからコミュニケーションが生まれることを学びました。

 

選手の“ありがとう”が力になると話す三角紗莉生さん

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