県高校新人大会 バレーボール男子 完勝した大分南が2年連続5回目のV 【大分県】
2025/01/31
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大分県高校新人大会
1月26日 大分南高校体育館
男子決勝
大分南2(25-20、25-18)0大分工業
決勝の舞台に上がったのは、ここ数年覇権を争っている大分南と大分工業。接戦が予想されたが、大分南が試合開始から流れをつかみ、相手に付け入る隙を与えずストレート勝ちを収めた。大分南は大会を通して1セットも落とさない圧倒的な強さを見せつけ、2年連続5回目の優勝を飾った。
年明けの春の高校バレーでは同校最高のベスト16と躍進。その後、新チームになった。これまでのような「絶対的エース」は不在だが、チーム全体としてのバランスの良さが際立つ。2年の井出平夏和と宮永晃宏の両サイドアタッカーは、安定感のあるプレーでチームをけん引。また、芦谷稔(2年)や嵯峨史都(1年)といった期待の選手たちが攻撃力に厚みを加えた。特に嵯峨は小学3年からバレーボールを始め、中学時代には県選抜で活躍した逸材だ。今大会でも強烈なジャンプサーブや鋭いスパイクで幾度となく観客を魅了し、次期エースとしての片りんを存分に見せた。
今大会は全体的に荒削りの部分やミスも散見したが、柿原茂徳監督には想定内。「春高の後、選手の体調不良などもあり、ほとんど練習できなかった。その中で結果を出せたことは評価できる」と手応えを感じている。
チーム全体のバランスの良さが際立った