県高校新人大会 バスケットボール男子 守備からリズムをつくり圧勝した柳ケ浦 【大分県】

2024/02/07
  • 新人大会

大分県高校新人大会バスケットボール競技

2月4日 レゾナック武道スポーツセンター

男子決勝

柳ケ浦89(21-21、24-9、19-16、25-18)64別府溝部学園

 

 3年連続同じカードとなったバスケットボール男子の県高校新人大会の決勝。柳ケ浦は別府溝部学園に89-64で圧勝し、3年ぶり5度目の優勝を果たした。この5年間、県王者を争う両雄の対戦は、第1クオーターのスコアは互角。決勝にふさわしい拮抗(きっこう)した試合の勝敗を分けたのは、柳ケ浦が40分間かけ続けた守備の圧力だった。

 

 2022年の県高校総体で頂点に立って以降、溝部学園に対して勝利のない柳ケ浦の試合の入りは慎重だった。中村誠監督は「どこかに苦手意識があったのかもしれない。構えてしまった部分があった」と感じ、「受け身になるな。自分たちから仕掛けるぞ」とハーフコートからプレスディフェンスを指示し、コートに送り出した。やることが明確になった選手たちは、動きにキレが戻る。ガード陣が相手を囲み、スチールから速攻が次々と決まると一気に点差を広げた。

 

プレスディフェンスで流れを持ち込んだ柳ケ浦

 

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