ラグビー 医療・技術スタッフを加えた大分上野丘が「最強の挑戦者」を目指す 【大分県】

2023/03/04
  • 新人大会

 さまざまな専門のスタッフが丁寧な指導と体づくりをすることで、高校からラグビーを始める部員が増え、戦力となった。白石監督は「ラグビーはコンタクトの多いスポーツだが、特別な競技ではない。県内には全国レベルのチームがあるが同じ高校生。強いチームと対戦し、向かっていく挑戦者になってほしい。それが3年間の成長、自信が将来につながる」とラグビーを通して挑戦することの楽しさも伝えている。

 

 九州大会に臨むチームは、テクニックに優れたラグビー経験者の2年生が各ポジションの骨格となり、未経験者の多い1年生が力をつけて肉付けした、バランスのとれた組織。キャプテンの井手一登(2年)は「1年生が急成長し、完成度が高くなった」と手応えを示し、司令塔の若杉怜皇(同)は「展開力のあるラグビーで優勝したい」と意気込む。

 4月には新入生が加わり、再び15人制に戻る予定だが、「最強の挑戦者」を目指すことに変わりはない。

 

九州大会での優勝を目指す

 

 

(柚野真也)

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