
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
県高校新人大会 サッカー女子
決勝 1月30日 昭和電工サッカー・ラグビー場Aコート
柳ケ浦4-0竹田南
年明けの全日本高校女子サッカー選手権大会を終え、新チームがスタートした柳ケ浦は、その後もコロナ感染対策で満足のいく全体練習ができない状況で県高校新人大会を迎えた。林和志監督が「チームとしてできたことはゼロ、個人(の能力)で勝つことができた」と語ったように、手探りの状態での試合となった。それでも得意とするセットプレーで先制点と2点目を奪い、優勢に試合を進め、九州高校新人大会の出場権を手にしたことは収穫だった。
攻守で奮闘したキャプテンの松木葵(2年)は、左右の足を駆使し長いボールで試合を組み立て、後半は最前線にポジションを移して追加点を奪った。スピードを生かした突破が際立った松岡優空(1年)は、精度の高いプレースキックで決定機をつくった。前チームから試合に出ている選手が多く、「力はある。期待できるチーム」と林監督。
球際の強さやスピードで上回った柳ケ浦
2週間後の九州高校新人大会までに選手の適正ポジションや組み合わせの相性を見定め、チームの骨格をつくっていく。林監督は「九州大会は地元開催になるのでふがいない試合はできない。目の前の試合に集中して、一戦一戦を全力で戦う。チームとして成長できる場にしたい」と話し、松木は「前のチームより全体的にスピードがあり、走れる選手が多い。九州大会では自分たちのプレーがどれだけ通用するのか試したい」と活躍を誓った。
九州高校新人大会で連戦をこなすことは、一気にチームとしてのまとまりをつかめる大きな機会でもある。強豪校との貴重な真剣勝負で、一気に上昇曲線を描いていく選手が生まれることもある。大会は12日から3日間中津市の永添運動公園で行われる。
4年連続4回目の優勝を果たした
(柚野真也)
地区を選択
学校名を選択