県高校新人大会 バレー男子 準優勝の鶴崎工業、高い攻撃力に屈す
2021/02/04
- 新人大会
県高校新人大会 バレーボール男子
決勝 1月24日 大分南高校体育館
鶴崎工業0−2大分工業
(12―25)
(20―25)
準決勝で全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)に出場した大分南を破り決勝の舞台へ上がった鶴崎工業だったが、勢いのある大分工業を前に2―0のストレート負けを喫した。
第1セットは序盤から相手のペースにのまれた。大分工業の高い攻撃力を前に鶴崎工業らしいつなぐバレーが鳴りを潜め、要所でミスも目立った。エースの工藤悠人(2年)が鋭いスパイクを叩き込むなど見せ場をつくったが、点差が広がるにつれ「精神的な弱さが出た」とキャプテンの田畑春樹(2年)。チームには暗い雰囲気が立ち込めた。
第2セットは意地を見せ、中盤まで粘り強く食らいついたが、終盤になると集中力が途切れ、単調な攻撃やミスが目立つようになり突き放された。
試合の2日前に足首を捻挫し、思うようなプレーができなかった田畑は「キャッチが乱れ、うまくコンビが組めなかった。追い込まれた場面での気持ちの切り替えも必要」、工藤は「自分にボールが集まるのは想定していたが、どれだけ決められるかというプレッシャーがあった。崩れた時に確実な1本が取れるような存在にならないといけない」とそれぞれ課題を挙げた。
力強いスパイクを打ったエースの工藤悠人