県高校新人大会 バレー男子 大分工業が連覇達成、新チームの飛躍はこの先も続く

2021/01/29
  • 新人大会

県高校新人大会 バレーボール男子

決勝 1月24日 大分南高校体育館

大分工業2−0鶴崎工業

   (25―12)

   (25―20)

 

 昨年と同じ顔合わせになった県高校新人大会の決勝戦は、大分工業が鶴崎工業を下し、2連覇を達成した。

 大分工業は準決勝の別府鶴見丘戦でフルセットにもつれ込み、厳しい場面も多かったが、キャプテンの芦谷透(2年)が「監督の喝で気持ちを切り替えることができた」と話したように、決勝戦では勢いを取り戻し、新チームになってから重点的に鍛えてきたという攻撃とブロックシステムが功奏した。

 

 特に際立ったのはエースの甲斐優作(2年)。鋭いスパイクを打ち込むだけでなく、相手を翻弄(ほんろう)する巧みなプレーで得点を量産。声を出し、チームメートを鼓舞する姿も目立った。江崎裕之監督はまだ精神面に課題はあるとしながらも、「エースとしての自覚が、ようやく芽生えてきた」とその活躍に目を細めた。もう一人のエース草野好貴(2年)、次代のエースとして江崎監督が期待を寄せる1年生の相良琉翔も要所で大きな存在感を放った。コンビバレーもうまくハマり、食らいつこうとする鶴崎工業を最後まで寄せ付けなかった。

 

エースとして奮闘した甲斐優作

 

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