県高校新人大会 サッカー男子 大分西が7年ぶり2回目の栄冠

2020/02/03
  • 新人大会

県高校新人大会 サッカー男子

2月2日 大分スポーツ公園サッカー場(サブAコート)

決勝  大分西2―1大分南

 

 参加校全てが新チームとなった県高校新人大会は、準々決勝から2試合連続P K戦の末に勝ち上がった大分西と、ノーシードからコマを進めた大分南が決勝で対戦した。大分西は自陣からパスをつなぎ試合を組み立て、大分南は全体の運動量と前線の機動力を生かした縦に速い展開で得点を狙う。互いの持ち味を出し合う好ゲームとなった。

 

 立ち上がりにペースを握ったのは大分西だった。テクニックに優れた中盤の選手が中心となり、持ち味のポゼッションサッカーを展開。しっかりとパスをつないで守備の隙間を見つけ、サイドの選手が果敢にオーバーラップを仕掛けた。12分、密集したペナルティーエリア内に侵入し、混戦からの折り返しを佐々木碧央(1年)が左足を振り抜き、豪快にたたき込んだ。

 

 大分南の反撃が始まったのは後半からだ。「長いボールを入れても前でキープできなかったので、ヘディングの強い若林(歩夢・1年)を入れた」と三重野英人監督。戦術を変えずにサイドの選手に変えて前線の枚数を増やし、チーム全体の運動量を上げることで激しい局地戦に挑んだ。

 

1得点1アシストで優勝に貢献した佐々木碧央

 

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