実相寺多目的グラウンド“こけら落とし” 今泉氏がゴールキック

2017/09/12
  • ラグビーW杯

 第70回大分県民体育大会の総合開会式が9日、別府市実相寺多目的グラウンドで開かれた。式では各郡市選手団が入場行進し、別府市民合唱協会合唱団や自衛隊別府駐屯地音楽部による行進曲の演奏や斉唱などがあった。アトラクションでは、別府翔青高校とAnba in Blue Birds!によるマーチングパフォーマンスが大会に華を添えた。

 

 実相寺多目的グラウンドは2019年のラグビーワールドカップの公認キャンプ地に選ばれるために別府市が整備した。この日は“こけら落とし”として、県内のラグビースクールと別府ラグビークラブによるラグビーパフォーマンスがあり、大学選手権や日本選手権で優勝経験のある大分県ラグビー大使の今泉清氏が始球式としてゴールキックを披露した。前日に母校の大分舞鶴高校でゴールキックの練習をした今泉氏は、この日も現役時代を彷彿させる正確なキックでゴールを成功させた。

 

 今泉氏は「別府に最高の天然芝のグラウンドができたことはラグビー関係者として嬉しい。ハード面が整備されると、自ずとソフト面も充実してくる。2019年に弾みがつくし、大分のラグビーの聖地となってほしい」と話した。

 

天然芝の感触を楽しんだラグビースクールの選手たち

 

見事にこけら落としのゴールキックを決めた今泉氏

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