藤蔭高校 エース級の投手を育成し、攻守を鍛えて強豪に追いつく
2018/04/02
- 高校野球
監督インタビュー「強豪相手でもひるまない、守備を強化する」
(明豊相手に)前半は食らいついていたが、4回、6回に大量得点を許した。相手のレベルが高いとひとつのミスが致命的になる。それをこちらが先にやってしまった。これが現実だということを選手には肝に銘じてもらい、夏につなげていけたらいいと思う。
攻撃面でいうと、上位打線はかなりバットを振ることができているので、下位打線がもっと力強く振れるようになってくれたら打線がつながる。攻撃も守備も全般的に課題はあるが、強豪相手に備えてピッチャー陣がもうひとつレベルアップしてもらわないと通用しない。今日は4人のピッチャーが投げたが、先発の小宮のコントロールが良かったので、これから体を強くしていければと考えている。守りではカバーを忘れるような場面が目立ったので、細かいところを修正していかなければならない。球際の処理能力を高めてアウトを取りたい。夏の大会に向けて鍛え直していきたい。そして強豪にもなんとか追いついていけたらと思う。
夏の大会に向けて明確な課題が分かったのは収穫
(冨松智陽)