九州地区高校野球大会 柳ケ浦 春のセンバツに大きく前進する4強入り 【大分県】
2024/10/29
- 新着
- 高校野球
第155回九州地区高校野球大会
10月28日 別大興産スタジアム
準々決勝
柳ケ浦 200 001 000|3
育徳館 000 000 000|0
春のセンバツに向けて大きく前進した―。県の第2代表として九州地区高校野球大会に出場している柳ケ浦は、準決勝で育徳館(福岡)に3-0で勝利した。来春のセンバツ(九州4枠)の出場校を選考する上で重要な資料となる4強入りを決めた。鈴木聡監督は「まだ何も決まっていない。この大会は1試合でも多く試合をして、選手の成長につなげたい」と話し、これまでと変わらぬスタンスで試合に臨むことを強調した。
試合は初回に四球からチャンスをつくった。四番の杉本羽輝(2年)の犠飛で先制し、六番の桜木陽(同)の中前適時打でリードを広げた。その後は得点圏に走者を進めながらも追加点を奪えなかったが、六回に相手のミスから1点を追加した。キャプテンの田原光太郎(同)は「初回に2点を取り、中盤の点が欲しいところで追加点を奪い、勢いがついた」と、常にリードする展開で試合を進めたことが勝因と語った。
投打で活躍した杉本羽輝