全国高校野球大分大会 本調子はこれから ギアを上げる寺尾凌太(大分国際情報3年) 【大分県】

2024/07/17
  • 高校野球

第106回全国高校野球選手権大分大会

2回戦 7月16日 別大興産スタジアム

大分国際情報 020 001 210|6

大分西    000 100 000|1

 

 余力を残しての完投だった。大分国際情報のエース寺尾凌太(3年)は「相手の狙い(の直球)を変化球でかわしながら、内と外でコースを使えた」と気持ちよく汗を拭った。1回戦は6回76球で被安打2、今回の2回戦は9回140球の被安打9と、数字だけ見れば内容は決してよくはなかった。

 

 今回は、140キロ前半の直球を中心にテンポ良くストライクを先行し、決め球のキレキレのスライダーで仕留めた。「三振は狙っていないが2アウトからギアを上げるように言われたので力が入った」と10三振を奪う好投だった。

 

 先週末から続く雨の影響で3度の順延。「モチベーションを維持するのが大変だった」(寺尾)。それでも選手間のミーティング、寮生の仲間と3年間の思い出話に花咲かせ、「最後の夏、少しでも長く一緒に野球をしよう」と気持ちを高めた。

 

3回戦へと駒を進めた大分国際情報のエース

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