全国高校野球大分大会 ガンガン作戦が奏功、大分舞鶴が好発進 【大分県】

2024/07/12
  • 高校野球

第106回全国高校野球選手権大分大会

2回戦 7月10日 別大興産スタジアム

大分商業 010 000 002|3

大分舞鶴 301 001 01 ×|6

 

 全国高校野球選手権大分大会は、シード校が登場する2回戦が始まった。第1シードの大分舞鶴は、難しい夏の初戦をクリアした。試合前日の練習後のミーティングで河室聖司監督は「ガンガン行け!」と選手の闘志をたきつけた。試合前も「ファーストストライクからガンガン狙え。ピッチャーはガンガン腕を振れ」と、受け身にならない攻めの姿勢を植え付けた。

 

 指揮官の思いを体現したのがキャプテンの若杉悠諒(3年)だ。初回の打席で監督の指示通りに初球を狙い打ち。「まずは塁に出ることを考え、ピッチャーに食らいついた」と、コースに逆らわず中前打で出塁する。春先は不調で先発を外れる苦しい時期を過ごした若杉。「結果を残せなかったので何とかしてチームに貢献したかった」と復活ののろしを上げる一打でチームは勢いづいた。続く三番・野上大耀(同)、四番・四井真人(2年)の適時打で3点を先取した。

 

勝利を呼び込んだ若杉悠諒

 

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