夏の全国高校野球大分大会開幕 それぞれの思いあふれる 【大分県】

2024/07/08
  • 高校野球

 第106回全国高校野球選手権大分大会が始まった。6日に大分市の別大興産スタジアムで開会式があり、それぞれの思いがあふれた。

 選手宣誓では朝田遥斗(中津北3年)が「感謝の思いを白球に込め、伝える大会にしたい。今までやってきたことに自信を持ち、唯一無二の仲間たちと最後まで全力で泥くさく戦い抜くことを誓います」と力強く宣言した。

 

 入場行進を先導した渕野詩(大分豊府3年)は、小学3年で野球を始め、小、中学時代はエースとして活躍。高校では女子部員として制球力を生かしたストレートを武器にマウンドに上がった。規定によりプレーすることはかなわなかったが、これまで戦ってきたチームメート、ライバルたちと同じグラウンドに立った。「練習試合で投げるより緊張した。3年間の高校野球は終わるけど、これからも野球は続けたい」と野球への熱い思いを語った。

 

選手宣誓をした朝田遥斗

 

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