高校野球 圧倒的な投球で、チームを勝利に導いた中山敬斗(明豊3年) 【大分県】

2023/07/28
  • 高校野球

 圧巻の投球だった。全国高校野球選手権大分大会の準決勝、決勝の先発マウンドに立った明豊の中山敬斗はエースの役割を果たし、3年連続9度目の優勝の立役者となった。「大会前から圧倒的なピッチングをすると公言し、プレッシャーになっていたが、勝って良かった」と笑った。

 

 準決勝は8回を被安打4、1失点。中1日で迎えた決勝は9回を被安打2で完封した。川崎絢平監督は決勝の投球を「最後まで投げ抜いた。これまで見た中でベストだった」と評価した。準決勝は118球、決勝は119球の数字が示す通り、中山は制球力があり、テンポがいい。「力感がなく、バランスがいい。連投できる能力がある」(川崎監督)。最速147キロのストレートと、川崎監督に「高校トップレベル」と言わしめたキレのあるスライダーを操る。

 

決勝は119球を投げ被安打2で完封した

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