夏の甲子園県予選特集 注目選手のライバルを紹介(2)【大分県】

2023/07/07
  • 高校野球

 第105回全国高校野球選手権の県予選が8日に幕を開ける。3年生にとって集大成となる大一番だ。優勝争いとともにハイレベルな選手個人にも注目が集まる。その有力候補といえる選手たちをピックアップし、彼らが対戦したい選手を聞いた。

 

センター 西村元希(明豊3年)

2005年5月16日生まれ、176cm、79kg、右投右打、明豊中学校出身

 

 

 中学まで投手として活躍したが、肘を痛めて高校1年の夏から野手に転向。持ち前の肩の強さと身体能力の高さを発揮し、守備範囲の広さと勝負強いバッティングが評価された。2年時にレギュラーポジションを勝ち取り、新チームになってからはキャプテンを務める。昨秋から2度、右手首を痛めて離脱したこともあったが、最後の大一番に向けて完全復活した。「大会3連覇のプレッシャーはあるが、自分たちの代で記録を途切らせたくない」と使命感を持って勝負にこだわる。

 

気になる選手

松石信八(藤蔭3年)

 プロ注目の投手。ストレートは150キロを投げ、他の球種も全てレベルが高い。昨年の秋の県選手権で対戦した時は1打数1安打だった。大振りをせずコンパクトに低いスライダーを見極め、一球で仕留めたい。力のある選手と対戦して打つことができれば自信になるので、チームが勢いに乗るバッティングをしたい。

 

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