夏の甲子園県予選特集 注目選手のライバルを紹介(1)【大分県】
2023/07/05
- 高校野球
第105回全国高校野球選手権の県予選が8日に幕を開ける。3年生にとって集大成となる大一番だ。優勝争いとともにハイレベルな選手個人の活躍にも注目が集まる。その有力候補といえる選手たちをピックアップし、彼らが対戦したい選手を聞いた。
ピッチャー 児玉迅(大分商業3年)
2006年2月24日生まれ、173cm、72kg、右投右打、別府北部中学校出身
新チームになってからエース番号を背負い、今春のセンバツ甲子園でも先発マウンドに上がった。「甲子園に出たことは自信になった。野球の考え方を1、2個上に上げないと通用しないことも分かった」と、球の緩急と制球力を磨き、打者のタイミングを外す変化球を有効に使えるようになった。夏の大会に向けて球種を増やし新たな武器を手にした。「(対戦相手に)研究されていると思うが、それを上回る投球でチームの勝利に貢献したい」と表情を引き締めた。
気になる選手
児玉陽悠(大分舞鶴3年)
中学が一緒で同じクラスになったこともある。何でも言い合える仲だし、登校時に一緒の電車に乗り合わせれば、よく話す。アイツは2年のときにセンバツ甲子園に出場し、少し先を越された。体が大きく、失投すればフェンスまで持っていかれるパワーがある。対戦したらバチバチモードになると思うので、ストレートで三振を取りたい。