夏の甲子園県予選特集 注目校紹介(2) ひるむことなく攻撃野球を貫く津久見 【大分県】

2023/06/29
  • 高校野球

 高校球児の熱い夏がやってきた。憧れの甲子園を目指し、第105回全国高校野球選手権の県予選が7月8日に幕を開ける。大会序盤から激戦は必至、実力伯仲のトーナメントの頂点に立つのはどのチームなのか。大会を前に、優勝候補となるシード校を紹介する。

 第2回は1988年以来の優勝を目指す第2シードの津久見だ。

 

 今年の津久見は攻撃型のチームだ。昨年までは投手を中心とした守りの野球がベースにあったが、「野手が点を取って、ピッチャーが抑えるチームになった」と藤丸崇監督。決して投手がそろってないわけではないが、是永凜太郎や佐伯和真ら2年生投手に「期待と重圧をかけすぎないようにしている」との配慮からだ。

 

 攻撃型チームを支えるのが3年の黒木大生、染矢優人、船津延照。昨年のチームから試合に出ている。藤丸監督は「意思疎通が図れ、サインを出さなくても狙いとするプレーをしてくれる」と信頼を寄せる。切り込み隊長となる染矢の一番は確定だが、長打を打て、小技も使える黒木、しぶといバッティングが光る船津を、どの打順に据えるかがポイントになる。

 

いい緊張感で練習ができている

 

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