九州地区高校野球大会県予選 投手戦を制した大分舞鶴が4季ぶり5回目の優勝 【大分県】

2023/04/08
  • 高校野球

 息詰まる投手戦は最後まで続き、両投手とも公式戦で初めて完投、互いに降板せずに試合を終えた。大分舞鶴の河室聖司監督は「投手陣にはコントロールが全てだと言い続けたが、渡辺がそれを体現してくれた。2、3番手を用意していたが、最後まで投げ抜いてくれた。素晴らしい投球内容だった」と被安打2、無四球完封の渡辺を褒め立てた。

 藤蔭の竹下大雅監督はけがから復調した松石に対し、「今大会は本調子ではなかったが、悪いなりに試合をつくってくれた。夏に向けて大きな自信になると思う」とエース復活を喜んだ。

 

 4季ぶり5回目の優勝を飾った大分舞鶴は、22日から始まる九州大会に出場する。キャプテンの後藤駿太(3年)は、「今大会は試合をするごとに投打とも調子が上がり、成長できたと感じる。ただ、好投手の前ではチャンスに一本が出なかった。九州大会はチャレンジャーとして、強豪チームの投手に立ち向かいたい」と意気込みを語った。

 

4季ぶり5度目の頂点に立った大分舞鶴

 

 

(柚野真也)

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