春のセンバツ甲子園 「日本一の元気」で一戦必勝の大分商業 【大分県】

2023/03/14
  • 高校野球

 18日に始まる「第95回選抜高校野球大会(センバツ)」に出場する大分商業の仕上がりは順調だ。「日本一の元気」を合言葉に、練習から大きな声が飛び交う。キャプテンの大道蓮(2年)は「対戦相手が作新学院(栃木)に決まり、緊張感のある練習ができている。自分たちの野球である守備から流れをつくりたい。最少失点に抑え、少ないチャンスをものにしたい」と、憧れの甲子園での勝利を思い描く。

 

 昨秋の九州地区大会でベスト4入り、センバツの出場を決定づけた大分商業は、派手さはないが投手を軸とした守り中心の野球で勝ち上がった。責任感が強く、キレのあるストレートを中心とした投球で試合をつくる児玉迅(2年)と勝負度胸があり、コントロールに優れた飯田凜琥(同)の2枚看板が投手陣を引っ張る。12日の練習試合で4回を1失点に抑えた児玉は「四球から失点した時の(投げる)感覚は悪くはなかった。甲子園ではいつも通り、一戦必勝でマウンドに上がりたい」と手応えを示した。

 

守備から流れをつくりたいと語った大道蓮

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ