高校野球 脅威の数字をたたき出し、甲子園に乗り込む竹下聖人(明豊3年)

2022/07/28
  • 高校野球

 「ボールがよく見える。相手ピッチャーの配球も読め、狙い通りに打てた」。明豊の主軸、竹下聖人(3年)は、全国高校野球選手権大分大会での好調の要因を振り返った。打率6割、3本塁打、12打点と圧倒的な数字を残し、2年連続の夏の甲子園出場に貢献した。

 

 宮崎市の生目中学(前所属・県央宮崎ボーイズ)から明豊に越境入学。選球眼に優れ、広角に打てる器用な打者として1年生の頃から背番号をもらい、2021年の春のセンバツで準優勝を経験した。ただ、その後は手首やひざなどの度重なるけがに苦しむ。昨夏の甲子園ではベンチ外となり、スタンドから、1回戦で敗れた先輩の姿を見た。当時の主将に「苦しさを経験したやつは強くなれる。甲子園で勝ってくれ」と託され、奮い立った。

 

好調を維持して甲子園に乗り込む竹下聖人

 

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