高校野球 手堅い野球に進化 シード校破り3回戦進出の津久見

2022/07/17
  • 高校野球

全国高校野球選手権大分大会

2回戦 7月14日 別大興産スタジアム

津久見 110 100 000 1|4

柳ケ浦 010 001 001 0|3(延長10回)

 

 「史上最強の挑戦者」を掲げ、ノーシードから勝ち上がる津久見。1回戦は日田林工、2回戦は柳ケ浦、ともに甲子園出場経験のある強豪校を下し、3回戦に駒を進めた。キャプテンの平川慶樹(3年)は「素直にうれしい。自分たちの野球を信じて戦っている。甲子園出場を目標に今まで練習してきた。一戦一戦をしっかり戦いたい」とあらためて強い決意を語った。

 

 今年のチームは手堅い。打線は、確実に犠打で得点圏に走者を送り、得点に結びつける。平川が言う「自分たちの野球」を徹底しているから迷いがない。柳ケ浦戦での犠打は八つ記録したが、十回の無死一塁の場面では、5番・狭間倫太(同)がバスターエンドランで好機を広げ、勝ち越しに成功した。定石に変化をつける応用力があることも示した。これには藤丸崇監督も「最後はしびれた。自信になる勝ち方ができた」と満足の表情を浮かべた。

 

トップバッターとしてチームを勢いづける平川慶樹

 

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