高校野球 プロ注目の古川雄大(佐伯鶴城3年)、本領発揮で今大会最強打者を目指す

2022/07/13
  • 高校野球

全国高校野球選手権大分大会

2回戦 7月12日 別大興産スタジアム

国際情報 000 002 00  |2

佐伯鶴城 023 020 11×|9(8回コールド)

 

 4月に赴任した渡辺正雄監督が「闘魂を注入した」佐伯鶴城は、投打がかみ合い盤石の状態で初戦を制した。渡辺監督が最初にテコ入れしたのは投手陣の整備。ピッチャー中心の守りのチームづくりで失点を抑えることに力点を置いた。1回戦を17安打13得点で勝ち上がった大分国際情報との対戦は、立花羽瑠、日高義己の2年生ピッチャーが継投で2失点に抑えた。打線は4番・古川雄大のチーム初安打を皮切りに、相手のミスを逃さず得点を重ねて勝利した。

 

 この日、注目を集めたのは古川。バックネット裏には、複数のプロ野球のスカウトが集まり、走攻守そろったスラッガーを見守った。第1打席では中前打を放ち、50メートル6秒フラットの自慢の俊足を生かし二塁打とした。「足には自信がある。外野まで抜ければ二塁まで行くつもりだった」としてやったり。

 

チーム初安打を放ち、口火を切った古川雄大

 

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