春夏通じて初めての甲子園出場  21世紀枠で大分舞鶴が選出

2022/01/29
  • 高校野球

 第94回選抜高校野球大会(3月18日に開幕、甲子園球場)の出場校を決める選考委員会が28日、大阪市内であり、21世紀枠の九州地区候補校の大分舞鶴が選ばれた。

 午後3時10分ごろ、楢崎信浩校長が待ちわびる校長室に「春夏通じて初めての甲子園出場」の吉報が届いた。楢崎校長は「非常にうれしい。高いレベルで文武両道に励んだことが形となった。ダイナミックな舞鶴らしい野球で勝利を目指してほしい」と喜んだ。

  大分舞鶴は、昨年春の県大会で優勝し、夏は準優勝。九州大会にも春秋連続出場した。2020年8月に河室聖司監督が就任すると、「打って、打って、打ちまくるチーム、それが私の理想」と強打のチームづくりに着手した。進学校がゆえに練習時間は平日約2時間。「限られた時間の中で選手が楽しく、気持ち良く練習できるのが打撃練習だと思っている」と打撃練習に時間を割き、上位常連校に進化した。

 

「選手の頑張りが評価された」と喜ぶ河室聖司監督

 

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