高校野球 九州地区大会出場の明豊・大分舞鶴 指揮官に聞く
2021/11/03
- 高校野球
大分舞鶴 河室聖司監督
Q:県予選の収穫と課題を挙げてください。
選手は精神的にたくましくなった。それが収穫。準々決勝の大分商業戦の逆転勝利、決勝戦は序盤に大量リードを奪われながら、八回に1点差まで追い上げる粘りを見せてくれた。ただ、課題はまだまだたくさんある。ピッチャーはよく投げてくれたが、コントロールをワンランク上げなければいけない。新チームスタート時のことを考えれば大きく成長しているが、これからもっと成長できると確信できた。
Q:ここまでのチームづくりについては?
打って、打って、打ちまくるチーム、それが私の理想。決勝戦が雨で順延になったので、その日も普段と変わらず打撃練習に多くの時間を割いた。文武両道の学校なので練習時間が2時間程度。限られた時間の中で選手が楽しく、気持ち良く練習できるのが打撃練習だと思っている。強打のチームをつくりたい。
Q:今年のチームの特徴は?
特徴がないけど、穴がないチーム。昨年のチームがたくましかったので不安はあったが、大会を終えるごとに自信を付けている。守備の不安があったが今は打線でカバーできている。素直な選手が多く、まとまりのあるチームだと思っている。
Q:九州大会について
強豪相手にどれだけ戦えるかが楽しみ。臆することなく自信を持って挑んでほしい。周囲の期待は「舞鶴初の甲子園」だが、我々は一戦一戦を全力で戦うだけ。
(柚野真也)