選抜高校野球準Vの明豊 母校に凱旋 「日本一になるという宿題をもらった」

2021/04/03
  • 高校野球

 第93回選抜高校野球大会で準優勝した明豊の野球部員が2日、別府市に帰った。同校で出迎えた岩武茂代校長らに大きな拍手で出迎えられ、快挙を報告した。川崎絢平監督は「結果に対してはまだ悔しい気持ちはあるが、ここまでやってきた過程には悔いはない。今の段階で持てる力を全て出した。選手は自分が驚くぐらいのスピードで成長した。ここで満足しては次はない。日本一になるという宿題を甲子園でもらったので、もう一度基本に立ち返ってチームをつくりたい」とあいさつした。

 

 岩武校長は、「準優勝おめでとう」という言葉に選手が誰一人うなずかなかったことに頼もしさを感じたようで、「決勝で負けた悔し涙は誰もが流せるものではない。あんたたちが頑張ったからこそ流せた涙。2年前にベスト4に入った時はおぼろげながら優勝が見えたが、その壁を一つ破り、手に届くところまで来た。しんけん頑張って、日本一を手に取ってください」と健闘を称えた。

 

「結果に対しては悔しいが、ここまでやってきた過程には悔いはない」と語った川崎絢平監督

 

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