2020県高校野球大会 情報科学が4強入りに挑む

2020/07/28
  • 高校野球

2020大分県高校野球大会

7月26日 第2試合 3回戦 別大興産スタジアム

国際情報 000 207 000|9

情報科学 100 030 033|10(9回二死サヨナラ)

 

 六回に7失点し5点のリードを許すも焦りはなかった情報科学。今大会は1回戦では延長戦を制し、2回戦も延長サヨナラ勝利したチームは、土俵際に追い詰められてからが粘り強い。赤嶺司監督は「最後まで諦めずにプレーできている。つなぐことしかできないが、それぞれが役割を理解している」と話すように大味な展開を好まず、継投でしのぎ、短打を積み重ねた。

 

 この日もドラマは最終局面で訪れた。2点を追う九回、制球が定まらない相手投手の隙を突いた。5番の甲斐将希(3年)が1死から四球を選ぶと、後続がつなぎ2死満塁の場面で9番・迫健斗(3年)も四球を選び、押し出しで1点差に迫る。ここで2回戦から無安打が続くキャプテン後藤新汰(3年)に打席が回る。赤嶺監督は「結果を考えなくていいから思い切り振ってこい」と送り出し、後藤は「みんながつないでくれた。自分で終わらせるわけにはいかない」と奮い立ったが、味方の声援が聞こえるくらい余裕があった。直球を中前にはじき返し、激戦を制した。

 

激戦を制した情報科学

 

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