「負けたままでは終われない。優勝しか考えていない」 大分商業高校野球部 

2020/06/05
  • 高校野球

 キャプテンの川瀬堅斗(3年)は、「センバツが中止になってからもモチベーションを下げずにできている。これまで劇的な勝利が多かったが、最後も自分たちらしい野球をしたい。しっかり準備をして、応援してくれた方々に感謝の思いを届けたい」と決意を口にした。本格右腕としてプロ野球のスカウトからの注目が集まる逸材だ。エースとしてチームを優勝に導くとともに「大会では150㌔を投げたい」と意気込みを語った。

 

 高校野球の最後を飾る舞台が実現する。県独自の大会ではあるが、選手は試合ができる喜びを感じている。「練習中の声出しでわかる」と渡辺監督。「3年生はひたすら前を向いて突き進んできた学年。限られた時間を有意義に過ごしてくれると思うし、下級生にその背中を見せつけてほしい」と語る。川瀬の「優勝しか考えていない。笑って終わりたい」との言葉は3年生全員の思いだろう。

今大会注目の右腕・川瀬堅斗

 

 

(柚野真也)

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