雷雨を味方に、国東が3回戦進出 夏の甲子園予選2019

2019/07/18
  • 高校野球

第101回全国高校野球大分大会

7月17日 第3試合 2回戦 別大興産スタジアム

大分西 020 000 000|2

国 東 000 030 00×|3

 

 最後の3回戦への切符を手にしたのは国東だった。今大会初戦となる試合、開幕から10日間空き、序盤は投打ともにエンジンがかからなかった。打線は凡打が続き、守っては鉄壁だったはずの内野陣に失策が出る。先発を任されたエースの高橋海希(3年)が2回に2失点した。

 

 天候と同じく雲行きが怪しかった三回途中に雷雨による90分余りの中断。染矢隆一監督は「逆転するイメージを持つように、みんなで話をしなさい」と呼びかけた。誰が切り出したわけではないが、これまでキツい練習に耐えた思い出や学校行事の話、たわいもない話で盛り上がり、緊張がほぐれた。「あの中断で自分たちの流れをつくることができた。先に点を許したが、割り切ってマウンドに立てた」と高橋。ブルペンで投げ込み、再びマウンドに上がったときは生命線であるストレートが狙ったコースに決まるようになった。

 

好投した高橋海希

 

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