夏一番乗り、際立つ杵築の勝負力 夏の甲子園予選2019 

2019/07/08
  • 高校野球

第101回全国高校野球大分大会

7月7日 第1試合 1回戦 別大興産スタジアム

日田三隈 000 00|0

杵 築  232 03|10(5回コールド)

 

 開会式直後の大一番。注目度の高い開幕戦だが「あえて何も言わなかった。それで心が揺らぐなら次は勝てない」と伊藤弘明監督。昨夏の甲子園予選を経験したのは岩根翔主将と吉岩佑馬の3年生2人だけ。シード校に匹敵する力があるとはいえ、極度の緊張に押しつぶされてもおかしくない状況だが、選手は目の前の試合に勝つことだけに集中した。

 

 開幕のマウンドに立ったのは大城虎太郎(3年)。5月の県高校選手権の初戦で左太ももの肉離れで1イニングを投げて以降、公式戦では投げていない。今大会の抽選会が終わって、伊藤監督は「先発は大城と決めていた」と復帰戦の舞台を与えた。「他のピッチャーに比べて経験が少なかった」との理由もあるが、トーナメントを勝ち上がるためには、投手の数は多い方がいい。大城が復活すれば、継投の計算ができやすくなる。そんな思いもあった。

 

3回無失点に抑えた大城虎太郎

 

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