県高校総体直前特集 バスケットボール女子① いま注目すべき選手の気になるライバル
2019/05/04
- 高校総体
5月26日から始まるバスケットボールの県高校総体。強豪校の多くは大型連休中に合宿や県外遠征で総仕上げをしている。前哨戦となった4月の南九州四県対抗バスケ選手権大会県予選では、女子は中津北が圧倒的な強さを見せつけ優勝したが、情報科学が11年ぶりにベスト4入りし大会を盛り上げた。
今回は県総体直前企画として“注目選手”を取り上げ、気になるライバルを聞いた。
和久田乃愛(中津北3年)
センター、172cm、三隈中学校出身
相手を翻弄するステップ、アグレッシブなプレーで相手のファウルを誘い、試合の流れが悪いときはリバウンドなど、力強いプレーでチームを盛り立てる和久田。これまでの2年間、2度の骨折で思うような練習ができない時期があった。チームメートがどんどん成長していくことに焦りを感じていたというが、地道な筋力トレーニングなどを重ねて体づくりに懸命に取り組んだ。大津留礎監督は「攻撃の姿勢が積極的になって伸びてきている選手」と今後の活躍に期待を寄せる。「ジャンプシュートや外からのシュートも強化して成功率を上げたい」(和久田)と、今後はゴール下のシュートバリエーションを増やすことが課題。またディフェンスについては「ファウルなしでもしっかり相手をマークできるようにしたい」と、中津北の代名詞であるディフェンス力のさらなる強化を目指す。
気になるライバルは?
高朋子(大分商業3年)
対戦するときにマークにつくことが多い。自分より身長が高く、リバウンドを上から取られてしまうことが多い。高さでは勝てないので、その分ポジション取りや当たり負けない体づくりをしなければいけない。センターとして確実にリバウンドを取ってチームに貢献したい。