県高校総体直前特集 バスケットボール男子③ いま注目すべき選手の気になるライバル
2019/05/02
- 高校総体
バスケットボールの県高校総体は5月26日から始まる。今回は県総体直前特集として“注目選手”にスポットを当て、気になるライバルを聞いた。
永留圭大(別府溝部学園3年)
パワーフォワード、186cm、80kg、早良中学校出身(福岡県)
ディフェンスリバウンドからのファーストブレイクを得意とし、相手ディフェンスを翻弄するスピードでチームを支える。強化中だというアウトサイドからのシュートも成功率が上がり、まだまだ伸びしろを感じさせる。永留が中学の頃に指導していた末宗直柔監督は「全体を見る力が身に付いてきた」と評価し、“チームのお父さん的存在”と例える。コート内ではチームメートのミスをフォローできる冷静な判断力を備えており、キャプテンとして精神的な支柱でもある。
昨年、初めて全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)出場を果たした先輩の偉業を支えたが、自分たちの代でも全国へという思いは強い。「全ての試合で一人一人が全力を出し切ることができれば無敵。九州で勝つのは当たり前。完璧な試合をして、また全国への切符をつかみたい」と力強く語る。
気になるライバルは?
山本裕樹(延岡学園3年・宮崎県)
以前対戦したときは、実力としては五分五分かなと思っている。アウトサイドのシュート率がとても高く、チームの得点に貢献している選手。自分もアウトサイドシュートは強化中なので、彼に負けないように、もっと成功率を上げるための練習を重ねて、チームを引っ張っていける存在になりたい。