2018県高校総体レポート(自転車競技・男子)注目選手

2018/05/24
  • 高校総体

成長著しい次世代のエース

 

生野優翔(日出総合高校2年)

 

 

 六つの種目で3位以内入賞を果たした生野優翔は、次世代のエース。優勝にこそ手が届かず「壁を感じた」というものの、「昨年は相手にしてもらえないくらいのレベルだったが、今年は先輩に近づけた」と手応えも感じたという。常に追いかけ、憧れてきたその先輩たちと、今年はチームレースにも参加し、勝利に貢献した。

 将来の夢はロードレースの選手になること。長距離向きの選手で、ポイントレースを得意種目としている。「もともと持久力があり、最近はスプリント力もついてきた」と自身の成長を実感している今、次の目標は九州大会の同種目での優勝だ。悔しさをバネに、飛躍の可能性を秘めた彼の今後の活躍に注目したい。

 

 

(冨松智陽)

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