自転車 高木が大会新記録達成!

2018/05/19
  • 高校総体

 県高校総体自転車競技は、別府競輪場で5月12、13日にトラック競技が行われた。2日目は雨模様となったが、参加した日出総合と別府翔青の選手たちはそのコンディションをものともせず熱戦を繰り広げた。

 

 開催されたのは男子の部11種目、女子の部5種目。1対1で速さを競う「スプリント」や選手同士の駆け引きが勝敗を決める「ケイリン」、相手を追走する「インディヴィデュアルパーシュート」、5周回ごとの通過順位でポイントを積み重ねる「ポイントレース16km」など、それぞれがレベルの高いレースとなった。日出総合の橋本文一監督は「積極的な走りができていて、九州大会レベルのレースができたという印象だ」と2日間を振り返った。

 

 中でも男子の部「3kmインディヴィデュアルパーシュート」では、高木京太郎(日出総合3年)が3分36秒14の大会新記録で優勝。今大会一番の盛り上がりを見せた。記録の更新は、2009年以来9年ぶりのこと。高木はこの種目を非常に得意としており、3月の全国高校選抜大会でも5位の成績を収めている。「九州大会(全国高校総体ブロック予選)では大分県記録を狙っていく」とさらなる記録更新を誓う。

 

 女子の部では、安東莉奈(日出総合)、羽田野愛花(別府翔青)ら2年生が活躍。北原歩華(別府翔青3年)が2kmインディヴィデュアルパーシュートで優勝し最高学年の意地を見せた。

 自転車競技は、引き続き5月26日に竹田市のSPA直入サーキット場でロードレースが開催される。 

 

雨中決戦となったトラック競技

 

(冨松智陽)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ