九州高校体育大会 柔道男子 東九州龍谷 九州で見えた成長の手応え 【大分県】

2025/06/28
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九州高校体育大会 柔道

6月21日 クラサス武道スポーツセンター

男子団体

準々決勝 東九州龍谷0-4佐賀商業

1回戦  東九州龍谷4-1那覇西(沖縄)

 県高校総体初優勝を飾った東九州龍谷が、勢いそのままに九州の舞台へ挑んだ。全九州高校体育大会、初戦の那覇西(沖縄)との対戦では、先鋒でエースの末野颯真(3年)が一本負けを喫する厳しい立ち上がりとなったが、次鋒の西谷亜由土(あゆと、3年)の豪快な一本背負いで流れを引き戻し、4-1の快勝。続く準々決勝では、練習試合で手の内を知る佐賀商業に完敗し、悔しさをにじませながらもベスト8という結果で大会を終えた。

 

 試合を通じてチームが得たのは、確かな「手応え」だった。九州各県の強豪と肩を並べて戦えた経験は、8月に控える全国高校総体初出場への布石となる。大村祐也監督は「那覇西戦は集中力を欠いた立ち上がりだったが、逆境を乗り越えて勝てたことが大きい。際の部分での集中力を高めることが今後の課題」と語る。今年のテーマに掲げる「集中力と際の勝負」。それは組み手の入りどころ、寝技への移行の一瞬、場外に押し出されるかどうかの境界など、すべての「際」で勝負を分けるという哲学だ。

 

次鋒の西谷亜由土

 

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