全国高校総体 グッドルーザーたち 飛び込み男子 次の目標に向かう茶木壱星(大分舞鶴2年) 【大分県】

2024/08/28
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 大会前に競技を辞めると伝えたとき、「自分が決めたことなら、それでいい」と康寛さんは反対することはなかった。最後の演技を終え、茶木は父の元に真っ先に向かった。「軸がブレた」「回転が速すぎた」など、いつもと変わらぬ熱血コーチとしての技術指導があったという。ただ、最後に「お疲れさま。よく頑張ったな」との言葉がうれしくもあり、寂しかった。

 

 茶木には叶えたい夢がある。「小さい頃から医者になりたかった。苦しんでいる人を助けたい。その思いは変わらない」。康寛さんは「この夏で競技を辞めるんだろなと薄々感じていた。次の目標の向かって頑張ってほしい」とエールを送った。

 

競技生活に終止符を打った茶木壱星

 

 

(柚野真也)

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