全国高校総体 グッドルーザーたち 飛び込み男子 次の目標に向かう茶木壱星(大分舞鶴2年) 【大分県】
2024/08/28
- 高校総体
最後の全国高校総体と決めていた。男子3メートル板飛び込みに出場した茶木壱星(大分舞鶴2年)は10位となり競技生活に終止符を打った。「入賞を目指していたので悔しい。力が足りなかったが、地元開催でたくさんの応援の中で演技できたことは一生の思い出になる」と込み上げる感情を抑えることができなかった。
幼稚園の頃に飛び込みを始めた。その頃から指導者であり父親の康寛さんとは師弟関係。遊び場だったプールが練習場となり、多くの時間を過ごした。熱心な指導と才能と努力がかみ合い、数々の全国大会に出場した。中学2年時には全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会3位になるなど実績を残した。茶木は「辛いことの方が多かったけど、競技を通して多くのことを学べた。努力は嘘をつかない。それは今後の人生にも役立つ」と振り返る。
全国高校総体では10位となった