全国高校総体 グッドルーザーたち 水球 強豪に食らいついた大分商業 【大分県】
2024/08/24
- 高校総体
後半に入っても体力が落ちない相手に食らいついた。押し込まれ、劣勢が続く中、「最後までやりきろう」と全員で声をかけ合い続け、集中力を切らさず試合を終えた。堤は「強豪相手に7得点できた。3年生7人は、入学したときから地元開催となるインターハイ(全国高校総体)で勝つことを目標にしてきた。結果は出なかったが、ここまでやれたのは仲間のおかげ」と感謝した。
永松監督は「序盤の大量失点が悔やまれるが、点差が開いた中で、キャプテンの堤を中心に諦めずに最後までプレーした気持ちの強さを感じた」と3年生をねぎらい、「1、2年生は地元開催、大声援の中でプレーできた。小学生の頃から競技を続けている選手が多く、次につながるいい経験になったと思う」と新チームの出発に期待する。堤は「チームワークを大事にして、日頃の練習から意識を高く持って取り組んでほしい。全国で勝てるようなチームになってほしい」と後輩にバトンを託した。
最後まで集中力を切らさず戦った大分商業の選手たち
(柚野真也)