夏の主役たち⑬ 弓道男子 初優勝の勢いそのままに好調維持する杵築 【大分県】

2024/07/09
  • 高校総体

 予選8位までが進んだ決勝トーナメントの準決勝では、同中となり各自1本ずつの競射で惜敗した。それでも上位大会の会場の雰囲気を味わい、3位と結果を残したことは大きな経験と自信になった。1番の柴田一輝(3年)が流れをつくり、5番の栗元が締める。最初と最後に3年生がどっしりと構えているから、2番から4番は2年生の3人は思い切り射つことができる。県高校総体から変わらぬ順番だ。「並びはしっくりしている。それぞれが自分の力を出し切ることに集中できている」(栗元)

 

 佐藤監督は「地元の大観衆の声援が背中を押してくれた」と全九州高校体育大会を総括し、全国高校総体に向けて「まだまだ調子の波はあるので、練習から試合を想定して緊張感を保ちたいと思っている。収穫はいい流れができていること。この雰囲気と勢いを大切にしたい」と語った。

 

全九州高校体育大会で3位となった

 

 

(柚野真也)

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