県高校総体前特集 バスケットボール男子 注目の選手を紹介① 【大分県】
2024/04/24
- 高校総体
県高校総体まで約1カ月。前哨戦となった南九州四県対抗バスケットボール選手権大会県予選の男子決勝では、柳ケ浦が別府溝部学園に勝利した。ここ数年は2強が県内タイトルを分け合っているが、大分上野丘、大分舞鶴も力を付けている。今回は県高校総体の注目選手と、その選手のライバルや気になる選手を聞いた。
スモールフォワード 山下凛生(柳ケ浦3年)
2007年3月18日生まれ、188㎝、80㎏、前所属チームは城山中学校バスケットボール部(福岡県)
高さを生かしたゴール下のシュートやリバウンドだけにとどまらず、3ポイントシューターとしてアウトサイドシュートを得意とする。スコアラーとして監督やチームメートが絶対的な信頼を寄せ、頼れる存在の一人。自身もその自覚を強く持っていて、流れを変える1本を常に狙っている。課題のドライブも強化中で、「得点のバリエーションを増やし、留学生とのコンビネーションで得点を生むようなアシスト力も付けていきたい」と、さらなるオフェンス力強化を図っている。
気になる選手
スモールフォワード 杉本大成(別府溝部学園3年)
国体九州ブロックで同じ大分県チームの仲間として戦った選手。シューターとして似たプレースタイルなので意識している。県高校新人大会では杉本選手がケガで出場できず、マッチアップは実現しなかったが、全国を目指す過程で必ず立ちはだかる相手だと思う。自分の持ち味である3ポイントシュートの確率を高めるだけでなく、ディフェンスを強化してシュートを止め、オフェンスの流れをつくれるように頑張りたい。